店舗リフォームは、会社や内装状態などによって費用相場が異なる
新規で飲食店や販売店を開くと、約6年から10年ぐらいで「リフォーム」が必要です。
修繕や新品に行う箇所など、準備と用意をしておくべきです。
まず、20坪の店のリフォームなら費用を「最低300万円」はいると考えましょう。
店舗リフォームの相場などを簡単に紹介します。
店の内装状態で違う
リフォームというのは、基本、「キレイにする」「新しくする」などの意味があります。
店を行っていれば、年数が経つ度に傷みや古い箇所が生まれるはずです。
そんな時、必要になるのがリフォームになります。
壁、玄関、内装の雰囲気、備品など、業者に依頼するのがベストです。
例えば、中古の店として「居抜き物件」があります。
イスやテーブルなどの備品は、備わっているためリフォーム費用も安めです。
坪単価として、「10万円から30万円」が平均的な金額です。
しかし、間仕切りや壁紙のクロスなどが貼っていない状態の「スケルトン内装」では、
坪単価が「30万円から70万円」になります。
10坪の店を新しい内装にするには、300万円程度は準備しておくと安心です。
少しでも費用を掛けたくない人は、自分で修繕する方法もあります。
「DIY」という手法は、家庭で行えるリフォームで簡単に行えます。
壁紙の張替え程度なら、自分で行うと費用も安く済むはずです。
店の業種や会社によって費用は違う
店舗は、いろんな業種があり、主にビルなどで開業を行うはずです。
ポピュラーな飲食店、商品販売からオフィス事務所まであります。
会社の事務所として利用する場合、リフォームする箇所が少ないはずです。
その分、費用もかからず坪単価として「10万円」ぐらいが平均的です。
しかし、飲食店になると、新しくする箇所が多くなります。
料理を作る厨房では、「設備」を新品にするリフォームがあります。
大きな修繕になるので、かかる費用も高くなり20坪の飲食店なら「400万円」前後する事も。
また、依頼する会社によっても相場、費用は異なるので注意が必要です。
小さな会社と有名な大きな会社になると、「100万円」ぐらいの差額が出ます。
リフォームの実績や工夫が出来るのは、大きな会社になりますが、
その分費用はかかると覚悟しておくべきです。
逆に、小さな会社になると、費用は安くなりますが、
工夫された「オリジナルな店内」などは難しいくなります。
リフォームで助成金が頂けるので利用しよう
店舗リフォームをする場合、国や地方自治体から「助成金」というお金が支給されるシステムがあります。
いわゆる補助金になり、個人に対して費用面でサポートをしてくれます。
少しでもお金がもらえれば、気持ちも楽になりやる気が出るはずです。
そんな助成金には、「小規模事業者持続化補助金」というのがあります。
都道府県商工会連合会や各地商工会が、販路開拓支援として補助金を出しているシステムです。
補助の上限額として「50万円」になり、
店舗の改装はもちろん、ちらし作成から設備購入にも利用が出来ます。
しかし、補助率は補助対象経費の2/3になり基本的な支給の条件もあります。
「従業員数が5名以下の小規模」である事になるので、詳しくは地方の商工会議所などで問うと良いです。
また、「受動禁煙防止対策助成金」という助成金もあります。
飲食店などで喫煙スペースなどを設置したい場合、この助成金が役立ちます。
喫煙専用の個室があれば、吸わない人と区別が出来るはずです。
対象となるのは、「中小企業で50人以下の従業員、資本金5000万円以下」に該当する場合です。
助成金の金額は、「上限100万円」までになります。
店舗リフォームは、新たな出発
店舗を開いて、売り上げが上がるには1年ぐらいはかかるはずです。
軌道に乗る期間として、苦労と工夫の連続が続きます。
しかし、1年後に売り上げがアップして行けば、給料や貯蓄が増えて行けます。
数年後に訪れるリフォームも、準備と用意をして置くと安心です。
費用の相場、必要なお金を知っておけば、不安や心配も少なくなります。
助成金システムなどもあるので、利用して新しい出発をしましょう。
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2021.02.12