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ー新築の引き渡しで後悔しないために知っておきたいポイントー

 

新築住宅の引き渡しとは?基本の流れと心構え

長い時間をかけて計画し、ついに完成した新築住宅。いよいよ「引き渡し」のタイミングが近づくと、気持ちは期待と緊張が入り混じるものです。しかし、引き渡しの場面でしっかり確認をしておかないと、後で後悔するようなトラブルが発生する可能性も。今回は、新築の引き渡しにおける基本的な流れとチェックポイントについて、初心者の方にもわかりやすく解説します。

引き渡しとは何か

「引き渡し」とは、建築業者から施主(住宅の所有者)に対して、建物の所有権を正式に移す手続きのことです。このタイミングで、施主は住宅ローンの実行を行い、代金の最終支払いを済ませます。あわせて鍵の受け渡しや各種書類の受領なども行われる、重要な節目です。

引き渡し前に行うこと

引き渡し前には、次のような作業を行います。

完成検査(施主検査)

登記関係の手続き

住宅ローンの最終手続き

火災保険の契約

これらをスムーズに進めるためには、事前にスケジュールを確認し、必要書類や費用の準備をしておくことが大切です。

引き渡し時に確認すべきチェックポイント

引き渡し当日は、現地にて建物の状態をしっかり確認する必要があります。ここをおろそかにすると、入居後にトラブルが発覚し、対応に時間や費用がかかることもあります。

1. 建物のキズや汚れの有無

外壁や内装にキズがないか、フローリングに浮きやへこみがないかなど、細かい部分までチェックしましょう。照明の取り付け位置や、コンセントの数・位置もあわせて確認すると安心です。

2. 設備の動作確認

キッチン、トイレ、洗面所、給湯器、換気扇など、すべての設備が正常に作動するかを実際に使って確認します。水漏れがないか、排水がスムーズかといった水回りのチェックも見逃せません。

3. 付帯設備・書類の確認

エアコンや照明など、オプションで追加した設備が設置されているか、仕様書どおりのグレードになっているかもチェックポイントです。また、次のような書類の受け取りも忘れずに行いましょう。

保証書

設備取扱説明書

確認申請書類の控え

引き渡し証明書

以上をチェックリスト形式にして持参すると、抜け漏れを防げます。

引き渡し後にするべきこと

無事に鍵を受け取っても、すぐに引越しをするとは限りません。引き渡し後にも必要な手続きや確認作業があります。

1. 引越し前の清掃と準備

新築であっても、工事中のホコリや汚れが残っている場合があります。引越し前に軽く清掃し、家具の搬入経路や間取りのサイズ確認をしておくと、スムーズに引越しできます。

2. 公共料金・住所変更の手続き

電気、ガス、水道などの開通手続きは引越し日より前に予約しておきましょう。あわせて郵便物の転送、運転免許証や銀行口座の住所変更も忘れずに行います。

3. アフターサービスの確認

施工業者によっては、定期点検や保証制度を設けていることがあります。入居後のトラブルに迅速に対応してもらうためにも、アフターサービスの内容をしっかり確認しておきましょう。

よくあるトラブルとその予防策

新築住宅の引き渡し後に発生しやすいトラブルには、次のようなものがあります。

雨漏りや結露、ドアの開閉不良

設備の初期不良

建材の割れやヒビ

これらを予防するには、やはり「引き渡し前のチェック」が非常に重要です。また、写真を撮影しておくと、後で証拠として使うことができます。施工会社とのやり取りは、書面やメールなど記録に残る形で行うことをおすすめします。

まとめ

新築の引き渡しは、建築計画の集大成ともいえる大切な場面です。建物の完成に気持ちが高揚する一方で、最後の確認作業をしっかり行うことが、安心して新生活をスタートさせるためのカギとなります。設備や書類のチェック、引き渡し後の各種手続きなど、ひとつひとつを丁寧に進めることで、トラブルを未然に防げます。理想の住まいでの生活をより豊かにするために、引き渡しのタイミングを大切に迎えましょう。

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2025.07.25

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