自然素材『珪藻土』の魅力について②
珪藻土の用途
珪藻土はリフォーム素材として壁に利用されるだけでなく、特性を生かして古くから日常生活で利用されてきました!
例えば、耐火性を利用してコンロや耐火レンガが作られ、酵母を吸着する働きを利用してビールの濾過も行われてるのです。
もっと身近なところでは、食品の湿気防止や消臭、脱臭グッズにも使用されています。
特に、お風呂上がりの水分を素早く吸い取り、快適な状態を保つバスマットが人気となっています。
ほかに珪藻土には科学的な利用をされてきた歴史もあり、
例えば白金触媒による硫酸製造、鉄触媒によるアンモニア合成などはいずれも珪藻土を触媒として行われています。
二酸化ケイ素の起こす化学反応は昔から注目を集めてきたのです。
また、砂糖のろ過にも珪藻土が使われた歴史があり、珪藻土の細かい穴はさまざまなろ過に利用されてきました。
日常生活で主に利用される場所
リビング・ダイニング
家族が集まるリビング・ダイニングの壁に珪藻土を使うことで、空気をキレイに保てます!
消臭効果があるため、ニオイが強い食事の後も問題ありません。
ペットを飼っている方にもおすすめですよ。
キッチン
料理の際に出る湿気や収納にできるカビなどの対策にも、珪藻土がおすすめです。
適した湿度を維持して、食器や調理器具を清潔に保ってくれるのです。
トイレや脱衣所
気になるニオイを珪藻土がキャッチし、湿気もとってくれるため、快適な空間にしてくれますよ。
寝室
冬場に冷えやすい寝室も、壁に珪藻土を使うことで、断熱効果・調湿機能によって過ごしやすい空間になります。
体調不良の原因のひとつとなる乾燥や湿気もやわらげてくれますよ。
玄関
濡れた雨傘や靴などが発するニオイや湿気も、壁を珪藻土にすることである程度吸い取ってくれます!
物置・クローゼット
物置は、どうしても暗くてじめじめした場所に設置されることが多くなるため、
放置したままにしていると湿気が溜まって大事な品物や高価なものにカビが生えてしまうということも考えられます。
そのため、壁に珪藻土を使用することで湿気対策になりますよ。
庭
珪藻土はそのままの状態で庭土の湿気を取るために使用される場合もあります。
珪藻土が庭のぬかるみを排除してくれることで土の湿気が取り除かれ、
効果的に庭いじりや家庭菜園などの作業を進めることができるのです。
土自体の湿気だけでなく、雪解けの水も吸収してくれるため、冬の時期にも役立つ商品となります。
珪藻土バスマット
珪藻土を加工してつくられたバスマットは、濡れた足でもすぐに水分を吸い取ってくれる優れものです。
乾きやすく、連続で使っても効果が弱くなることはありません!
洗濯の必要がないぶん、家事の手間も少なくできますよ。
最近では調湿機能を利用した珪藻土コースターもあります。
珪藻土スプーン、ブロック
湿気を取ってくれるため、水分で固まってしまう調味料の容器に入れておくことで、
いつでもサラサラの状態を保ってくれます。
ただし、乾燥すると固まってしまう砂糖のような調味料には不向きとなります。
また、湿気を吸い取りすぎるとボロボロと崩れてしまうため、定期的に摂り替えることが必要です。
脱臭剤
珪藻土を使った脱臭グッズは、冷蔵庫用・ブーツ用・室内用など様々あります。
多孔質の珪藻土がイヤなニオイの元と湿気を吸収してくれますよ。
メリット・デメリットについて
メリット
珪藻土のメリットとしてまず挙げられるのが、湿気を吸収してくれるという性質です。
家の中の湿度を最も人間が暮らしやすい40~60%に保ってくれるため、非常に快適に過ごせるのです。
また、様々な色が選べるため、スタイリッシュな家を作りたいこだわり派の方にも人気となっています。
さらに、消臭性能や耐火性、非アレルギー物質などのメリットも注目を集めています。
デメリット
珪藻土の一番のデメリットはとしては、その素材の性質上ボロボロと崩れてきやすい事です。
実は珪藻土自体には固まる性質はないため、つなぎ材によって固まっているだけとなっており、
うまく加工されていなければ珪藻土の壁は崩れてしまうことになるのです。
さらに吸湿性があだとなり、色のついた飲み物などをかけるとすぐにシミになってしまうことも。
そうならないためには職人の腕が重要になってきます!
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2020.10.09