家の安全性を高める雨戸について③
今回も雨戸についてご紹介します。
雨戸の素材によるメリット・デメリット
雨戸の材質は主に、木製・アルミ製・ステンレス製となっており、
それぞれにメリット・デメリットがあります!
木製雨戸
木製雨戸は古民家などに使われることが多い素材となります。
一枚一枚表情が異なるので趣があり、時間が経つほどに味わいが出てくるのがメリットです!
また、吸水性が高いことと、
きちんとメンテナンスがされていないと劣化しやすくなることがデメリットとなります。
木製なので、防火対策としての機能は期待できないため、
他の材質の雨戸に比べると性能が劣ることを理解しておきましょう。
アルミ製雨戸
アルミ製は錆びにくいので、
メンテンナンスの頻度が低いことと、軽量で強度が高いこと、
価格が手頃なことがメリットです!
デメリットは、金属なので熱が伝わりやすいこととなります。
断熱効果は期待できないため、
寒さ暑さ対策で雨戸の利用を考える場合には向かない素材となります。
銅板雨戸
神社やお寺の屋根材としても使用されることが多い銅板は、
耐久性が高くメンテナンスのしやすいことがメリットです!
錆にも強く、塗装の塗り直しをしなくても耐久性を維持することができますよ。
一度設置してしまえば、その後のメンテナンスに掛かる費用はほとんど発生しません。
しかし、他の材質に比べて設置には費用が掛かることがデメリットとなります。
雨戸のお手入れの仕方
家を長持ちさせるために、
雨戸のお手入れを家のメンテナンスと捉えて定期的に行いましょう。
週に一度柔らかい布で乾拭きをする
雨戸やシャッターがスチール製の場合、汚れたままにしておくと錆びる恐れがあります!
週に一度は柔らかい布で乾拭きをして、外側も内側もきれいに汚れを落とすことが大切です。
雨の後など、泥がはねた汚れがついた場合は、固く絞った布で水拭きしましょう。
レールや雨戸を収納する戸袋も忘れずに掃除してくださいね。
落ち葉やホコリが溜まると雨戸の開け閉めがしづらくなるので注意しましょう。
レールやロック部分に定期的に潤滑油を塗る
雨戸やシャッターの動きが常にスムーズに行えるように、
年に一度はレールやロック部分に潤滑油を吹き付けておくことが大切です。
雨戸がスムーズに動かないと、開け閉めのときに耳障りな音が大きく出てしまいます!
この音が出る原因は、金属同士が直接こすれるためなので、
音がうるさく感じたら潤滑油の吹付けを試してみてください。
半年に一度は雨戸を外して丸洗いする
雨戸やシャッターを閉じた状態で外側も内側もお手入れしましょう。
シャッターの場合は、上部にあるシャッターボックスに水が入らないように注意してください。
横引き雨戸の場合は、雨戸を取り外すことができるので、隅々まできれいにすることができますよ。
外側の雨戸やシャッターは水洗いでホコリを洗い流したあと、
中性洗剤を薄めたものを柔らかいスポンジに付けて洗いましょう。
洗い終わったら水で洗剤を洗い流し、固く絞った布で水分を拭き取ってください。
レールには水抜き穴があるのでそこに向かって汚れを流すように洗いましょう。
内側の雨戸やシャッターのお手入れは、室内に水が飛び散らないように丁寧に洗いましょう。
使う道具や洗剤は、外側を洗うときと同じ物を使用します。
洗い終わったらブラシや濡らした雑巾などで洗剤を落とし、その後乾いた布で拭き取ってください。
硬いものではこすらないようにする
雨戸やシャッターは、塗装が剥がれて腐食の原因になるので、
金属製のブラシ・タワシ・研磨剤など、硬いものでこすらないようにしてください。
雨戸やシャッターは、錆止め塗装や仕上げ塗装をほどこしているものがありますが、
塗装が剥がれると劣化が促進され、性能と見た目の美しさが損なわれてしまいます。
また、塗装がされていないものであっても、
硬いものでこすり傷がつくことでサビが発生する原因になるので注意しましょう。
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2020.07.10