BLUE HOUSE 株式会社

将来設計は部屋数と動線を考慮

 

新築を建てた後に、部屋数で後悔する例も少なくありません。

部屋数は暮らす人の数に合わせるのが基本です。

ゲストルームなどを考慮して多めに設けるのがベストですが、

コスト面を考えればなかなかそうはいきません。

暮らす人の数に合った部屋数をうまく活用し、快適に過ごしましょう。

 

 

1.新築の部屋数

新築を建てる際、内装の素材やインテリアはスムーズに決まっても

部屋数で迷うことも多いでしょう。

部屋数はそこで暮らす人数で決めるのが一般的ですが、

子どもが増えた、親と同居することになったなど生活スタイルが変わって

増やしたいと思うこともあります。

そんな場合増設という手段もありますが、

状況や環境によっては不可能なケースもあるので注意が必要です。

後々になって後悔しないために、子どもや親の同居が予測できれば、

新築を建てる段階でそれらを考慮し設計しましょう。

また、住宅面積に合わせた間取りも新築を建てる際のポイントです。

お部屋の数が少なければ1つの部屋が広くなり、

増やすとそれだけ部屋が狭くなると思っておきましょう。

3人家族の場合、30坪の広さでリビングに夫婦の寝室、

親又は子どもの部屋で2LDKあれば十分です。

 

 

2.部屋数と広さ

4人家族の場合は、リビングに夫婦の寝室、

親又は子どもの部屋2つで十分なスペースを確保できます。

お子さまが2人でまだ小さい場合は1つの部屋を2人で使って、

もう1つの部屋を書斎や親のゲストルームとして使う方法も良い活用方法です。

お子さまの成長に合わせて上手に使いましょう。

5人家族の場合は、リビングと夫婦の寝室、

親又は子どもの部屋3つでそれぞれのプライバシーを確保できます。

ただ、部屋数が多くなると1つの部屋が狭くなってしまうのが問題点です。

家族が多い場合は、1人1人のライフスタイルがポイントになります。

全員リビングで過ごす時間が長い場合は、リビングを広く、

外出が多くリビングで過ごす時間が少ない、各部屋で過ごす時間が多い場合は

それぞれの部屋を広く設けると良いでしょう。

将来を見据えた設計が要です。

また、新築完成後トラブルにならないように、

家族、もしくは夫婦でじっくり話し合うことも大切です。

1人の意見で即決するのではなく、1人1人の意見を尊重しましょう。

 

 

3.新築は動線も考慮

動線が良くないと、家を建てた後の過ごしやすさに影響します。

快適に過ごすために、新築を設計する段階でベストな動線を決めましょう。

動線は玄関と階段の位置が決め手です。

特に都心部は一戸建てやマンション、ビルが密集しているので、

近隣の距離に配慮しなければなりません。

また、道路の位置の関係もあり、その点も要注意です。

住む場所が決まっていない段階で理想の間取りを構想しても、

それが叶わないこともあると思っておきましょう。

ただ、理想に近い設計は叶う可能性もあります。

そのためにも、利用する業者とよく相談しておくことが肝心です。

良い動線をつくるために、

新築を建てた後の生活をシミュレーションしてみると良いでしょう。

玄関から入り、洗面所が遠くにあると手洗いする際めんどうな思いをしなければなりません。

帰宅後どう流れていくかを想定してみましょう。

また、玄関の収納スペースも重要です。

スケボーや野球などスポーツをして帰宅した時に、玄関に収納できないと、

手洗いした後に室内、あるいはクローゼットにスポーツ用品を置くことになります。

屋外で使うものは、玄関に置くのが望ましいです。

屋外スポーツをする場合は、それを踏まえた収納スペースを設けましょう。

 

 

新築を建てた後に部屋数で後悔するケースも少なくありません。

そんなことがないように、将来を見据えた設計が重要になります。

また、動線や収納も暮らしやすさに大きく関わります。

暮らす人全員が快適に過ごせる動線、将来を考慮しましょう。