BLUE HOUSE 株式会社

高気密・高断熱の家について②

 

高気密・高断熱の家にするメリット

高気密、高断熱の家にすることで得られるメリットをご紹介します。

 

光熱費が安くなるので省エネになる

高気密、高断熱の家は、外からの空気の侵入を防ぎ、室内の空気を外に逃さないため、

冷暖房を効率よく利用でき、夏は涼しさを、冬は暖かさをキープすることができます!

その結果、冷暖房の利用頻度が下がり、電気代の節約につなげることができますよ。

 

 

部屋ごとの急な温度差が小さくなる

空気の侵入、流出を防げるということは、室内の温度差を小さくすることができるということです。

例えば、リビングは暖かいのに他の部屋は寒いといった、急激な温度変化の心配も無くなります。

温度差が小さいので、急な温度変化によって引き起こされるヒートショックを防ぐことにも繋がるのです。

 

 

遮音性が高い

気密性が高いので、壁に隙間がなく、外の騒音が聞こえにくくなることもメリットです。
空気の侵入、流出を防ぐことが気密性の持つ役割となりますが、

空気だけでなく、音の侵入も防いでくれるため、家の中を静かな状態に保つことができますよ。

 

 

結露が発生しにくい

冬場などによく見られる結露は、部屋の中と外の気温差が大きいほど発生しやすくなりますが、

気密性と断熱性が高い家は、外気の温度を断熱できるため、結露が発生しにくくなります。

結露は、ダニやカビの原因にもなり、家にダメージを与えてしまうため、

結露が発生しにくいことは家を長持ちさせるために重要です。

 

 

効果的に換気ができる

平成1571日に施行された「改正建築基準法」で、

原則として全ての建物に換気設備設置が義務付けられました。

近年建てられる家は、

全ての部屋が繋がっている「24時間換気システム」が搭載されているケースが多くなっており、

この換気システムは気密性が高いほど換気の効率がよくなるため、

室内の空気の入れ替えもしっかりと行うことができますよ。

 

 

 

 

高気密・高断熱の家にするデメリット

多くのメリットがある高気密・高断熱の家ですが、その一方で注意しておきたいデメリットもあります。

 

費用がかさむ

高気密・高断熱の家にするためには断熱材をはじめとした材料を用意する必要があり、

一般的な住宅よりも費用がかかります。

ただし、初期費用は高くても、省エネ効果を考えると、将来的に元が取れる可能性もありますよ。

 

 

夏場に熱気がこもる

高気密・高断熱の住宅の特徴は空気を逃さずに、室内にとどめてくれることですが

これは夏場の熱気もとどめてしまうため、室内が暑くなってしまうことがあります。

日差しが入ることで室内が暑くなることの対策としては、

窓にすだれをかける、シェードを利用する、グリーンカーテンを作るなど、様々な対策が考えられます。

せっかくの省エネ効果を無駄にしないためにも、ぜひ取り組んでみてくださいね。

 

 

においがこもる

空気を逃さないので、においがこもりやすくなります。

どうしても換気だけではにおいを消すことができない場合は、消臭剤などが必要になるでしょう。

 

 

空気が乾燥しやすいので湿度管理が必要

高気密の家は、常に換気システムが稼働するため、空気が乾燥しがちです。

部屋干しをするときは便利かもしれませんが、乾燥しすぎることも良くないので、

特に冬場の乾燥するときは、加湿器の使用を考える必要もあります。

 

開放感に欠ける

高気密・高断熱を確保する上でポイントとなるのが、窓の大きさとなります。

窓は他部分と比べて断熱性、気密性が低くなるので、窓が大きいと部屋全体の断熱性や気密性が低下します。

ただ、窓を小さくすると今度は開放感が失われ、

息苦しく感じたり、太陽光が入りにくくなったりしてしまうのです。

対策としては、断熱性能の高い窓ガラスやサッシを採用することで、

窓が大きくても断熱性や気密性の低下を防ぐことができます。